シロアリの恐ろしさをご存知ですか!?

地震、風水害、火災につぐ第4の災害といわれているのがシロアリによる被害です。日本での火災による損害額は年間1,500億円以上といわれていますが、シロアリによる損害額はそれ以上だと言われています。ところが、シロアリの被害は建物の外側からはなかなか発見しにくいため、つい見過ごされがちです。知らないうちに、土台、柱、床板などの建物の重要な部分が食害され、気がついたときはもう手のほどこしようもなかった…というのが普通よく聞くシロアリ被害の発見の経緯です。こうなってかられは遅すぎます。シロアリ対策は事前の予防処理が大変重要です。

シロアリは
あなたのお住まいの
近くにも生息しています。

 

日本には20種類以上が生息していますが、主にヤマトシロアリとイエシロアリの2種類のシロアリが建物に被害を及ぼします。また、最近では外来種であるアメリカカンザイシロアリの被害も少しずつ広がっています。

防蟻対策は継続が大切です。

木造住宅は新築時に防腐防蟻処理を実施することが建築基準法で規定されており、一般的に防蟻薬剤が処理されています。しかしながら、新築時に処理された防蟻薬剤は、自然環境の中で徐々に分解され、5年または10年(条件により異なります)を目処に効力が失われます。薬剤の効力が失われた住宅はシロアリの格好のターゲットになってしまうため、施主様にとって大切なお住まいをシロアリから守り続けるためには、5年または10年サイクルで防蟻再施工(防蟻薬剤の再処理)を繰り返すことが必要不可欠です。